たき

砂時計のたきのレビュー・感想・評価

砂時計(2008年製作の映画)
5.0
「砂時計」を観る。

これまたなんで俺今までスルーしてたんだろうシリーズ。
根底にあるぐるぐる考えてることに対して的確に答え合わせをしてもらった感じ。ズタボロに泣いた。変な声出た。いきものがかりにも追い打ちをくらった。迷ったけどもう満点つけちゃおう。

そして世間の評価は低い定期。

なんとなくもっとドロドロした胸糞展開なのかと根拠なく思い込んでたのですが、むしろきれいすぎた。
と思ったら少女マンガ原作だったのですね。印象なかった。

そんなこと、言ってちゃだめなんですが、現実問題、愛を知らないひとはもう、自分のことだけで精一杯。相手のこととか考えてられない悲劇。
加えて自分が嫌いだから、他人の愛情も信じられない。だからまともに愛せない。八方塞がり。

でもそうなんですよ。ちゃんと考えたら、落ち着いて周りを見渡してみたら、あるはずなのですよ。
そこにあるはずなのですよ。そう思いたいですよ。

「過去が未来になったよ」
砂時計の演出が大好きです。
積み重なった思い出の中には、きっと未来の糧がある。

そもそもしょっぱな、おばあちゃんのやってもうた「しゃんとしい」に眼球が溺死しました。
そしてそこからの復活の「しゃんとしい」
叱責ではなく愛情であることを伝えたい。

夏帆がとにかくかわいい。というかエロい。
ツインテからのポニテセーラーからのブレザーとかフルコースやないですかなんのごほうびですかとおもたですが。←そういえば自首は?
どの世代どのコスでもまんべんなくそこはかとなくエロいとはどういうことか。←警察に来させる?
いきなり10年とんだときは、ああ、もう夏帆出ないのかあと心底違う意味で眼球が溺死しましたけどぜんぜんむしろさらに出番あったので狂喜乱舞しました。←もう通報しますね。
たき

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