オカルト博士

あらいぐまラスカルのオカルト博士のネタバレレビュー・内容・結末

あらいぐまラスカル(1977年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「神様 ありがとお~お♪僕に友だちをくれて~♪♪」

感動アニメのラスカルです。
大好きなアニメなんですが、やはりこのアニメのポイントは最終回のラストシ-ンでしょう。

子供の頃に観たので、記憶がうろ覚えのとこありますが~☆
あれだけ可愛いがってたラスカルを自然に帰すとゆう事になり森に連れて行き置き去りにして帰る残酷なラストです。主人公の少年が必死に涙をこらえるんです。一緒にいた大人(父親?)が少年に言います。「これがラスカルにとって一番幸せなんだよ。良いパートナ-を見つけて子供を作って幸せに暮らすんだよ。」みたいな事を言ってたような感じでした。

僕は ほんまにそうか?とゆう疑問を持ち続けて何十年も生きて来ました。
児童文学とか、児童教育映画とかで動物ものって全てこうゆうパタ-ンだった記憶があって…。

人間が可愛いがって世話した動物を自然に帰して、生きて行けるわけないやんか!まず天敵にやられるでしょう。
それ以外にもかなり生きて行くのは大変だと思います。児童文学とかアニメってこんな残酷な事を子供に教えてるんですね。それが、食物連鎖だよ!弱肉強食だよ!と言われそうですが~じゃあ、ラスカルの幸せについて考えてみよう。アニメでは自然に帰る事が幸せだみたいに言ってたけど…違うんだよ!ラスカルにとっての幸せは主人公の少年と居る事なんだよ!
現にラストでラスカルはあんなに泣いてたじゃないか! 森に置き去りにされたとゆうより、少年との別れを感じで泣いてたんだよ!最後まで人間に飼われたかったんだよ。 僕が言ってる事が間違ってるかもしれない。僕の心の中のファンタジ-かもしれません。

まあ、大人の事情もあるんだろうけど~あらいぐまが狂暴だとか、病原菌持ってるとか。
ただ、「森に帰すのがラスカルにとっては幸せなんだよ…」の押し付けが気に入らなかった。

アニメ好きだけど、この最終回は観たくないですね~。だって泣くもん☆