食パン

夏物語の食パンのレビュー・感想・評価

夏物語(1996年製作の映画)
4.8
バカンスで海辺の町に来た若い男が、3人の魅力的な女性から同時にモテてしまう話。そんな一度に大量に来られてもキャパシティオーバーで対応できずどんどん面倒なことになってしまうので、モテは1人からモテれば十分であるということがよくわかる映画。

「海辺のポーリーヌ」(1983)にポーリーヌ役で出ていたアマンダ・ラングレ(当時16歳くらい?)が、感じの良い大人の女性に成長して戻ってきていて素敵でした。

ロメール映画の魅力は、会話劇の面白さだけでなく、会話する登場人物たちの背後に生き生きと映り込んだ風景(風に揺れている木々の緑であるとか、街の雑踏とか)にあると思っていて、夏の海辺の町を舞台とする本作でもそれは変わらない。
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