イペー

ワイルド・スピード MAXのイペーのレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)
3.7
ドミニクとブライアンのコンビが復活!
彼らはついに人間の壁を突破。
従来の高い運転技術だけでは説明できない人智を超えた力を我々に見せつけてくれます。
アクセルとかブレーキとかアレコレしただけじゃ不可能な場面の連続です。
ちょっと姿を見せない間に、ワイスピ神的な存在の下、厳しい修行に耐えてきた成果なのでしょう。

横転したタンクローリーが目前に迫っても、彼らは難なく潜り抜けます。(時間の流れに干渉する能力を使用していると思われます)

周囲の人間は敵味方問わず、何が何でもカーレースする方向に話を進めます。(人の心を操る術を利用していると思われます)

車一台分の幅の狭い坑道内、初めて通る道でもスイスイ通り抜けます。(コウモリやイルカの様に、超音波を駆使していると思われます)

…やり過ぎかどうかギリギリなラインですが、シリーズを重ねるごとにキャラクターへの愛着も湧き、良い意味でパターンを活用しているので安定感も増しています。
車を使ってどこまで魅せる画が作れるか、留まる事なきチャレンジ精神には頭の下がる思いです。決してマンネリには陥っていない。
つまり、彼らが発揮した一番の超能力は、カーアクション映画がそれ程好きじゃなかった自分を、ここまで夢中にさせてるって事なのであります!
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