矢吹健を称える会

極道戦国志 不動の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

極道戦国志 不動(1996年製作の映画)
2.9
 三池監督らしい不謹慎な暴力/エロ描写が楽しいが、多分にそのせいで復讐劇が結実しないもどかしさもある。でも普通に描いてもそんなに面白くなさそうな話だし、これが正解なのかもしれない。女陰吹き矢などアクションシーンの演出は冴えを感じる。
 「そうはならんやろ」という毒殺シーンも忘れがたい。

 あと、どうでもいいが今日見直した『子連れ狼』でも男根を大根に例えており、一日に男根を大根に例える映画を2本見てしまった自分の強運に震えた。強運なのか。