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極道戦国志 不動のYSKのレビュー・感想・評価

極道戦国志 不動(1996年製作の映画)
3.4
お仕事断らない系芸人、三池監督が好きなように好き放題した高校生ヤクザ作品

とあるヤクザ組長の息子谷原章介が目の前で父親の手によって兄が葬られたことからグレてしまい、JK暗殺者やDS暗殺者を率いて親父の組の四天王らを殺してまわるのはいいとして、その殺害方法がストリップ小屋に潜入したJKが性器から毒針を発射して殺したりゲームに勤しむ小学生がランドセルからマシンガンを取り出して暗殺したり、そして殺した相手の生首でサッカーごっこに講じたり
そしてなぜか当時35くらいであろう高野拳磁が高校生ヤンキーとして谷原章介と手を組んで無駄な存在感を発揮していたことが印象深いです

とはいえですね、谷原章介が親父の組に復讐を果たすストーリーはあるわけですが、谷原章介はじめ誰もそのお話を説明してくれないおかげで想像です
というか何が悪いのかはわかりませんが谷原章介に全くといっていいほどセリフがないので何ひとつ伝わってきません
そしてさも重要人物かのように竹内力が顔を出すのですが、谷原章介とこれっぽっちも絡まないうえ谷原章介と同じく何も説明してくれないため結局何のためにいたのかこれも伝わってきません

うーん、何だったんだろう笑
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