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任侠中仙道のmitakosamaのレビュー・感想・評価

任侠中仙道(1960年製作の映画)
3.3
スカパーにて。任侠清水港・任侠東海道に続く東映オールスター時代劇の第3弾。

片岡千恵蔵は次郎長を続投。歌右衛門は大前田英五郎・吉良の仁吉と続き今作では国定忠次を演じる。
錦之助は石松から桶谷の鬼吉に続き、今作では小川の勝五郎なるギャンブラーを演じる。

信州を舞台に代官の悪政で娘が売られ農民の一揆が起きている中、清水一家と国貞一家の双方が向かう。

清水一家は途中で勝五郎の家に泊まるが、博打で次郎長らの着物までスッちゃう。勝五郎の奥さんは責任のあまり自ら離縁し地獄宿へ身を売ろうとするが、そこは次郎長が間に入り金を肩代わり。
次郎長も人が良いが、奥さんもダメンズ好き男だな…。正直現代ではこういうの美談に思えないのよね。

信州では相手方の策略で次郎長一家と国貞一家を衝突させようと画策。
あわや、次郎長VS忠次の一騎打ち!ここは燃える!

国貞一家の殴り込みに多勢に無勢でピンチになるが、次郎長一家の加勢で形勢逆転!
ベタだが、こういうので良いんだよ!という見本の様な展開。
やはり時代劇は敵の悪事で散々ストレスを溜めた後、最後にひっくり返す爽快感が最高!
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