まーしー

ドラえもん のび太と竜の騎士のまーしーのレビュー・感想・評価

2.5
「どこでもホール」を使って地底を遊び場にするドラえもんたちが、スネ夫の失踪を機に、地下世界を探検する。映画シリーズ第8作。

地底空間を舞台に、タイトルの「竜の騎士」や恐竜たちが登場する本作。
「竜の騎士」とは何者か? 絶滅した恐竜がなぜ生息しているのか?
映画の進行とともに、こうした謎が明らかになっていく。

しかし、全体的には比較的あっさりした印象。先読みしやすい内容だったうえ、オチも弱い。
また、「友情」や「環境破壊への警鐘」など、ドラえもん映画によく見られるテーマ性も感じなかった。
見方を変えれば、子どもには理解しやすい作品かも知れない。

地底人の存在そのものはワクワクするし夢もあるだけに、ストーリーにもう少し捻りが欲しかったのが率直な感想。
可もなく不可もなく並の評価で。