田中太郎

モンスター・ハウスの田中太郎のレビュー・感想・評価

モンスター・ハウス(2006年製作の映画)
3.7
【pickup再レビュー】

小さい頃めちゃくちゃ見てた作品。本当に久々に見ました。

ロバートゼメキスとスピルバーグが製作に関わってることに軽く衝撃を受けましたが納得の出来。昔から面白いと思いながら見てはいたけどこんなに面白かったっけ。

映像技術は時代が時代なのでそこまで高いわけではないです。当時のピクサー作品とかと比べちゃうと映像技術はもちろん、キャラデザも少し不気味に見えます

しかしこの荒さが粋でした。「隣の家がどうやら不気味」という世界観に自然とマッチしています。

モンスターハウスに住むお爺さんは子供からしたら恐ろしいし、モンスターハウスの造形は大人が見ても少しゾッとする気がします。

そんなモンスターハウスに囚われてしまった少年少女達。
なぜモンスターハウスはモンスターハウスなのか。その謎が明らかになる時…

と、この種明かしも良かった。家に囚われてしまった人物。執着心という名の愛。

結果この映画を突き動かすものは愛であり、パッケージからは想像できないほど見終わった後の気分は良いものだった。

昔の気分を味わうべく日本語吹き替えで見たんだけど全員良かった。結構オススメです。
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[この映画のBest俳優]
おじいさん
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆
田中太郎

田中太郎