お久しヒッチコックです。
元テニスプレーヤーのトニー(レイ・ミランド)と資産家の娘マーゴ(グレース・ケリー)は一見幸せな夫婦であったが、その実2人の関係は冷め切っており、マーゴは推理作家のマーク…
20240306-076
1950年代、ロンドン
原題:Dial M For Murder (1954)
監督:アルフレッド・ヒッチコック(監督賞ノミネート)
美術:エドワード・キャレア
配給 ワー…
不貞を働いた妻を殺害して資産を手に入れようと計画する主人公。ほぼ他人の同級生を半ば強引に仲間に引き入れ、いざ決行の日を迎えるが…。
妻の不倫相手である推理作家が「現実では完全犯罪なんてあり得ない」…
かなり展開が早く、一挙一動の重みがある作品であると思う。改めて娯楽性の高い、面白い作品で、展開がどんどん進んでいき、常に飽きさせないのは流石。
ほとんどアパートの一室だけで、会話が主であるのだが、…
警部以外の全員に問題があるのが面白い。マーゴがマークと浮気してなかったらこんなことは起きてない。愛が失われたからといって卑劣な殺人を企てるのもいけない。その誘いに乗るスワンもスワン。でも気品はあった…
>>続きを読むヒッチコック監督の、妻の殺害を企てる男のほぼ密室サスペンス。
作中のほとんどが一室の中で会話劇が中心。それでもカメラの撮り方やセリフのかけひきなど非常に見どころが多く面白い。
「古畑任三郎」のよう…