映画好きなリコ

ダイヤルMを廻せ!の映画好きなリコのレビュー・感想・評価

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)
3.0
刑事コロンボに出てきて欲しくなる倒叙ミステリー。レイ・ミランドはコロンボで何度か拝見していましたが、あちらは後発で、頭の薄いロマンスグレーでカッコいいです。
舞台劇だと一目でわかる、濃厚な会話劇でした。グレース・ケリーをいくら綺麗に据えたところで彼女の浮気症がなければ、トニーの暴走もなかったのでは?と思うとモヤモヤが残る終わり方でした。推理作家の態度も腹立たしいです。