ローズまりぃ

ダイヤルMを廻せ!のローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

453本目。
8月配信終了一気見9作品目。
むぅうう!!!うち的には浮気してたマーゴに制裁喰らわせろおおって感じでムカムカだったわ。なんで浮気した奴らがその後も幸せになるんだよクソだ。まぁでもトニーもマーゴが好きというよりも彼女のお金の方が大事だったみたいだしパブも行くしでこの作品的にはどっちもどっちなのかとも思うけどうち的にはない。



テニス選手として活躍していたトニーの妻であるマーゴはトニーのいない間推理作家のマーク・ハリディと浮気をしていた。テニスのツアーで世界中を飛び回ることに疲れたのかマーゴはトニーにテニスの引退を求める。トニーはテニスを辞め真面目に働いていた。マーゴはトニーが要望通りに変わってくれたことを喜ぶ反面マークを愛する気持ちを止められなかった。マーゴは浮気がバレないようマークからの手紙を読んだ後燃やしていた。しかし一通だけ燃やさず大事に鞄にしまっていた手紙があった。その手紙を何者かに盗まれてしまう。現金を渡すよう脅迫されるとマーゴは惜しみなく要求に応える。マーゴは金持ちの娘だった。トニーが家に帰るとマーゴは友人だと言ってマークを紹介する。そしてトニー1人を置いて食事に出かける。2人が家を去るとトニーは受話器を手に取り車を購入すると言い出す。車の持ち主であるスワンはトニーの学生時代の先輩だった。現金を盗んだことを噂され現在も悪行で生計を立てている男。そんなスワンをトニーは偽名を使い足を負傷していると言って呼び出す。スワンが到着するとトニーは妻が浮気していると話し始める。マーゴの手紙を盗み脅迫していたのはトニーだった。そして数日間スワンを追い行動を見張っていたことまで伝える。スワンは金のためいくつもの偽名を使い女性を殺害していた。トニーはスワンに報酬を1000ポンド前金100ポンドで殺害してもらうよう提案。スワンは割に合わないと怖じ気づく。トニーは自身の計画をスワンに聞かせる。階段に鍵を隠し外出をする。そのすきにスワンは部屋に入り込みカーテンに隠れる。電話を鳴らし受話器を取ったマーゴをスワンが殺害する。強盗を疑わせるために金になるものを奪い窓から出入りしたと思わせるために窓を開けておく。妻は普段から窓に鍵をかけないとトニーが供述するという計画だった。妻に習慣があるのは本当かとスワンが尋ねると死体は何も話さないとトニーがすごむ。計画の実行は翌日。スワンは前金を手に取りスーツの内ポケットに仕舞うのだった。
翌日になりトニーはマークと共にパーティーに出かけようとする。妻の鍵を階段に隠すため鞄を手に取ろうとするトニーだがマーゴは映画を観に行くと駄々をこねた。なんとかマーゴをなだめタクシー代が欲しいと言って鞄に手を出す。マーゴは慌てて鞄を取り返すがなんとか鍵を盗むことに成功した。トニーは階段にもたれかかりスワンに指定した通りの場所に鍵を隠した。スワンはマーゴのいる部屋に入り込みカーテンに隠れる。パーティー会場にいるトニーは時計が壊れ電話をかけると言っていた時間に間に合わない。スワンが部屋を後にしようとしていた時トニーはマーゴに電話をかけた。マーゴは受話器を手に取るとスワンによって首を絞められる。マーゴは必死に抵抗すると伸ばした手の先に裁縫用のハサミがありマーゴはそれを手に取りスワンの背中に刺した。スワンは倒れ込み死亡する。マーゴは電話に助けを求めるとその主がトニーだと知りトニーは計画の失敗を予感し何もするなと釘を刺す。トニーは慌てて帰り計画を変更。スワンの指紋が付着した手紙を遺体のポケットに入れ凶器のストッキングも燃やす。鍵がポケットに入っていると共犯も疑われるためスワンのポケットを探しマーゴの鞄に戻した。そしてマーゴが殺人したと疑われるようマーゴのストッキングを結び遺体の側に置いた。動機は以前の脅迫によるものだと思われても不思議ではない。
警察が到着し捜査が行われる。手紙のことをマーゴは隠していた。それも相まってマーゴの殺人の容疑は深まる。失意に沈むマーゴ。裁判にかけられると瞬く間に死刑が決まった。死刑の前日。マークはトニーを訪ねる。そこでマーゴの死刑を救うために考えたシナリオを話す。死亡したスワンはトニーが頼んで殺そうとしていた。鍵は玄関の近くに置き侵入させたのだ。そう語りさえすればマーゴは助かるとマークはトニーに頼む。しかしトニーは相手にもしない。その時ハバード警部がドアのベルを鳴らす。強盗の事件があり最近大金を使った者としてトニーの調査をしているのだと語った。トニーは疑いを晴らすためドッグレースをしていたと話す。マークは寝室に隠れるとそこにはスワンに報酬として渡す予定だった金があった。マークは姿を見せ大金の生まれどころを聞く。そしてトニーこそが真犯人なのではないかと疑いトニーは妻に頼まれたのだと言い逃れをした。ハバード警部はわざと鍵を落としトニーのものではないかと聞く。トニーの鍵はコートの中に入っている。それを伝えると自分の鍵だったと詫びた。裸の鍵は他人の物も同じに見える。またハバード警部はトニーの見ていないうちにコートを入れ替える。そして、マークとともに部屋を後にする。トニーはマーゴの持ち物を警察から受け取るため外出。そのすきにハバード警部は入れ替えたコートに入っていた鍵を使用し再びトニーの部屋に入り込む。マークもまた部屋に入る。そしてトニーを疑っているのだと話す。かつて部屋に侵入しようとした際鞄の中の鍵が部屋の物とは合わなかった。それはスワンの鍵だったからだ。
スワンは犯行の日鍵を開けると元の階段に戻していた。トニーはそうと気が付かずスワンの鍵を鞄に戻していた。ハバード警部はトニーが戻って鍵を見つけることができたのならばトニーの犯行は間違いないと続ける。マーゴは釈放されマーゴと再会を果たした。そしてトニーは戻ると階段に隠していた鍵を手に取る。犯行を暴かれたことを悟ったトニーは諦めて逮捕された。
ローズまりぃ

ローズまりぃ