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ダイヤルMを廻せ!のmuscleのレビュー・感想・評価

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)
5.0
3D鑑賞。キャメロン並みに飛び出し演出を控えつつ、ポスターにもなってる箇所では視差強めに飛び出すサービス精神がさすが。も3Dアトラクションありきの演出ではなく、love 3Dやヴェンダースの作品みたいな演出を考えるにあたって考慮すべき項目の一つとしてデプスを加えるっていう品の良さと先見性。
警部の後ろで言うな言うなって主人公がウロウロするところの3Dが一番笑った。3Dだからこそ室内劇の運動性なんだっていうヒッチコックの計算。
キスした女が次のカットでは別の男とキスをしているって冒頭から、小粋な乾杯まで、昼ドラが全部感傷的になったり、悲観的にならない。。ここまで3Dの持つ、ユーモラスな感じを自然に組み込めているのはヒッチコックぐらいではないでしょうか。
Blu-ray特典のウッキウキのシャマランの解説が爆笑。
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