もやし

好奇心のもやしのレビュー・感想・評価

好奇心(1971年製作の映画)
5.0
フランスの巨匠らしい。監督本人の自伝的映画なんだとか。
いやあ繊細で超好き。

究極のマザコン映画ですね笑 マザコンの人は絶対見た方がいい笑



主人公は14歳の悩める少年。
母親はめちゃくちゃ美人でモテて性格も魅力的で異様に距離近くて。ヤバい。


撮り方が酷く淡々としてるから良さに気付くまでしばらく退屈。
タバコ、酒、母親の不倫、14歳にしてまさかの風俗。色々すごいことが起きてるのにめちゃくちゃ淡々とした描写。

そしてフランス特有の会話のつまらなさね笑 政治、哲学、宗教の話しかしない。マジつまらん。主人公の家庭がインテリというのも相まってさらに酷い。母親だけはインテリじゃないというのもあってか、母親との会話は等身大で良かった。



この映画は母親への愛情と少年の性への目覚めがテーマなんだとか。

母親とベタベタしすぎてヤバい笑 ほっぺにキスしまくり抱き合いまくり笑
いつおっ始まってもおかしくないレベル。



色々常に悩み続けた主人公だったけど、ラストシーンで全て救われた。あのシーン考え出した監督天才。
急に楽しい未来が待ってる幸せな少年に様変わりした。やっぱ若いって良いね!
もやし

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