ユミコ

花の咲く家のユミコのレビュー・感想・評価

花の咲く家(1963年製作の映画)
-
冒頭は、まるで佐田啓二さま&岡田茉莉子さまのイチャラブ・バリ島旅行記な作りとなっている。海外ロケだなんて新鮮! ビーチで啓二さまがオカマリさまに声をかけるも、お連れさまがいらして、ああ残念ね… となるが、実はオカマリさまは旦那さまと既にギクシャク関係。予想通り2人は恋に落ちるが、権力のある旦那は断固別れようとしない。それどころか外科医である啓二さまに危害を与えようともしている。そんなことはさせられない… とオカマリさま。啓二さまの妹(岩下志麻さま)はそんな兄を応援。更には叔父(笠智衆さま)も金銭面で助けてやりたいと言ってくださったが… なストーリー。
啓二さま主演の作品を立て続けに観て、前作はモノクロ、今作はカラーだったけれど、啓二さまというのは白黒のほうがより美しさが際立つ男だな、と思えた。
鑑賞後、タイトルの意味にエラく納得させられた。
ユミコ

ユミコ