ねこ

僕と一緒に幾日かのねこのレビュー・感想・評価

僕と一緒に幾日か(1988年製作の映画)
3.7
つまらないわけではないのだが、何を考えているのかよくわからない主人公にモヤモヤさせられることの多い展開でちょっとばかり戸惑った
それなのに最後のシーンを観る頃には、これが彼の愛し方なのだと胸の奥を少しだけじんとさせている自分がいた
理解できないのに納得はできる、何とも説明しづらい作品だった

それにしてもジャン=ピエール・マリエール演じる支店長が良い
彼の存在があったからこそこの雰囲気が醸し出せたと言ってもいいのではないだろうか
彼のような大人になら“おぉ子供たちよ”と叱られてみたいな
ねこ

ねこ