このレビューはネタバレを含みます
激しくネタバレ。
どんな胸糞映画なんだろうと期待して観たが普通に面白かった。
今まで「ムカデ人間を観た」という人間にチラホラ遭遇したが皆「ムカデの頭んとこが日本人でめちゃめちゃ関西弁で喋る」と教えてくれなかったし、そこ以外のインパクトは意外となかったからビックリ。こんなタイトルからしてグロそうなホラー映画で、関西弁の日本人がドイツ語全くわからんテイで火事場の馬鹿力ナメんなよオラァヨーロッパの変態がァとか言いながら誰にも言葉通じないまま進んでいく(観ている自分以外)と思わんじゃないか。よくわからんがすごいリテラシーだなと思ったのでネタバレにチェックしておいた。
気難しそうな医者が凄い酷薄な感じにムカデ人間を扱うのもウワァ…となるがやはりラストが最悪に可哀想。前後が死んだら真ん中はもうどうしようもない。警察マジでしっかりしろよ!と憤りつつも、タイトルから連想された期待通りの良い終わり方だった。