1970年の米国映画。主人公CCは、暴走族ヘッドに最近仲間入りしたバイカー。ハーレーのカスタムチョッパーが愛車で、デニムのライダーズベストがカッコいい！冒頭からスーパーマーケットの食品売り場で、勝手にサンドイッチを作って食べるシーンから始まるため、どんなアウトローぶりを見せるか期待したが、実は生きる目的を探し求めている若者。ヘッドの仲間に襲われそうになったファッションジャーナリストのアンを助けたことで、ヘッドのリーダー・ムーンと険悪な関係に。元々バイク好きなCCは、モトクロス大会に飛び入りで参加し、才能を見せつけるが、得た賞金は、全てヘッドの財布に。ムーンとの互角のタイマン後、金を盗み、チームから離脱。そしてアンが懇意にしているモトクロスチームの一員となり、アンとの恋も芽生える。そこへ怒り心頭のムーン以下、ヘッドメンバーがアンを誘拐し、CCとムーンとのカスタムハーレー対決となる。最後はCCが勝ち、追ってきたヘッドメンバーのバイク全てを破壊して、アンと二人で生きる目的を探す旅に出かけるという話。内容はよく分からない所も多く、自由だが何か物足りない若者のジレンマを描きたいのかな？と感じた。見所はなんと言ってもハーレーのV型ツインエンジンの迫力、地響きする爆音、アウトローなチョッパースタイル。イージーライダーとは異なる魅力を感じた。バイクに興味がない人には、何が良いのか分からないと思うので、お薦め出来ません笑。
