イージーライダーの二番煎じ?
イヤイヤ、そんなことはありませんよ!
主人公のCCはニヒルな(←昭和的表現)いっぴき狼。
たまたま巻き込まれた不良ヒッピーバイカーグループに所属しているけど、本当は自分のライダーとしての実力を試したい男。
偶々観戦したモトクロスバイクレースに感化され、ハーレー乗り(しかもパンショベルというレアなハーレーに乗ってる)なのにカワサキのkHでモトクロスバイクレーサーとして頭角を表す。
いい感じになった彼女を不良ヒッピー共に拉致されたCCは…
自由か安定か
イージーライダーの翌年で
バニシングポイントの前年という
アメリカン・ニューシネマとしては
絶妙な公開年の作品。
主人公は死なないし
ワルだけどそれほどワルじゃない
真面目そうで不真面目でもある
掴み所がないが胸毛の自己主張は強い、いつもニヤけた主人公CC、なぜかモテる、微妙にケチなのがいい(笑)
カワサキのモトクロスバイクチームの社長?らしき爺さんのモデルはポップヨシムラだろうか?w
ハーレーチョッパー、なんだか小さくね?と思ったけど、乗ってる奴等がデカいんだ!日本人が乗ってるのとだいぶスケール感が違うよな。
カワサキバイクが原チャリみたいに見えてしまうw
本当に大切なものってなんだろう?
一人の女性を大切にするのって、真面目に打ち込める事があるのって、そんなに悪いこと?
といったテーマを、軽快な音楽と映像でサラッと描いて魅せた良作。
逡巡する当時の若者の「目指す地平線」を求めてCCは走り続ける。