この映画は1968年に製作されたとは思えないほど完成度が高い。
ラストは皮肉たっぷりですが遠い未来を考えるとあり得なくもないため、当時に今作られているようなSF映画があったのが驚き。
続編が多く…
『アルゴ』に出てきたハリウッドのキーパーソンが特殊メイクアーティストのジョン・チェンバースだったこともあり、久しぶりに自分の中で再燃している『猿の惑星』。
やっぱりこうして見るとゴリラの造形は圧倒的…
何十回観ても面白い。
観れば観るほど奥深く猿を猿とも思えず、様々な作り手の意図はあるだろう。
面白い理由のひとつに脚本の起用に〝ロッド・サーリング〟にある。彼は映画からテレビに代わる時代にテレビ…
これは猿の社会派サスペンスだ。地球への帰還のはずが、迷い込んだのは猿の社会。人間への差別、洗脳教育、理不尽な裁判。そこで行われている営みに、不快感や憤りを感じるだろうか。しかし、よく見るとそれは、鏡…
>>続きを読む「恐怖と絶望」
序盤の空虚感からの野蛮的な荒々しさなどは恐怖感を覚え、希望と絶望を絡めたストーリは、人種差別や崩壊などのメッセーシ性もある作風は面白くも素晴らしく、名作といわれるのも納得の作品と…