グリムジョージ

猿の惑星のグリムジョージのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.5
幼い頃に見たことがあってラストシーンだけはしっかりと覚えてた本作。大人になって初の鑑賞です。

1968年。「2001年宇宙の旅」の公開と同じ年ですね。序盤の宇宙のシーンはSFが始まったのだとワクワクさせてくれます。そして広大かつ荒涼とした惑星に不時着。しかしあの有名な猿たちは中々姿を見せません。

私、何かが出てくるまでの引っ張る時間が好きなんです。シリーズ最初の作品のみ許されることですよね。「エイリアン」然り「ジョーズ」も「ジュラシックパーク」も奴等は中々姿を見せませんでした。「未知との遭遇」も「プレデター」もそうですよね。あ、もしかしてカーツ大佐もじゃないか?(地獄の黙示録)

引っ張ることで想像を掻き立てられるんです。本作も同じです。主人公が惑星を探すシーンはワクワクしながら見てました。

そして前降りを降って降って降ってのラストになります。もはやネタバレもなさそうなくらいDVDのパッケージになるくらいのシーンです。あぁ1968年に行って観客として楽しみたいぃ。

あまりに1本での完成度が高くて、続編要るか?って思ってます。テイラーの絶望とともに自身も完全燃焼してしまい続編を見る意欲が沸きません。というかこれで話をどう続けるんでしょうか。

やっぱり語り継がれてるSF映画は面白いです。未知への挑戦が好きなのか。宇宙モノが好きなのか。おすすめとかあればドシドシ知りたいです✨

2022,7,17@ディズニー+