ストーンロック

猿の惑星のストーンロックのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.5
 今の時点で55年前の映画。宇宙探索の設定では3200年も経過してるのでまだまだです。まずこの設定、ストーリーを考えた人達が素晴らしい。当時オンタイムで見ていたらどんなに揺さぶられた事でしょう。翌日学校ではこの話ばかりした事でしょう。導入部からして不気味。
大きめのBGMが不安を煽ります。最近はこの手のBGMないですが効果的です。
主演チャールトンへストンはお得意の裸役。「俺は射撃が得意なんだ」は彼のその後を予感させる。猿の文化が中世っぽいくて、発展途上なのがまた良い。閉鎖的で新規を受け付けない。文化的にも封建的。
ジーラとコーネリアスは典型的ないい人ではなく猿。結末は有名で最早知らない人はいない。
昔流行ったキャッチコピー「絶対に結末は言わないで下さい」の走りにして典型。
でも当時、先入観無しで見たらこれは衝撃的だったろう。ヒットしない訳がないし、続きは作るべくして作られた。
よし!
次見ようー。