たけうち

猿の惑星のたけうちのネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星(1968年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも有名すぎるラストは知った上での鑑賞。因みに中学生の時に国語の教師にネタバレされた思い出。当時はなんとも思わなかったけど、今考えると何してくれてんねん。

知った上でみているせいなのか、地球以外だと思えなかった。
景色は地球過ぎるし、人間は(人間って呼んじゃってるし)地球の人間すぎる。
何故あれをみて他の生命体だと思えたのか。
ここの人間は大変だなぁは呑気すぎないか。

猿と人間が入れ替わったことで見えてくる、人間の傲慢さや欺瞞はハッとさせられるし、猿を愚かだと思えば思うほど、それが自分に跳ね返ってくる構成は風刺映画としてよく出来ていて、名作たる所以を感じられた。

「ここは地球だったのかぁぁぁ!!!」を想像していたけど、思ったよりあっさりだった。
自由の女神というチョイスが絶妙。
たけうち

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