お利口なファック野郎

猿の惑星のお利口なファック野郎のネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

設定から面白い

猿は着るぐるみやからリアリティがあって怖かった
特に人間を網に掛けて引き摺るシーンガチすぎて恐怖
人間が狩られてるという映像が衝撃的でインパクトすごかった
猿が生物の頂点に立ち、人間を奴隷化することによって、人間の業を客観視させ風刺してるように感じた




⚠️以下ネタバレ⚠️








この映画の面白いのは何よりオチ
ラスト1分でこの絶望的なオチは素晴らしい

それまで映画の都合の良い設定に目を瞑ってたが、このオチによって全ての設定に説明がつくようになるのが凄すぎる
不時着した惑星の環境が地球と似すぎている点、猿が人間と全く同じ言語を話せる点、「まぁ映画やから」と目を瞑ってたけど、主人公が辿り着いた惑星が人類滅亡後の地球なら全てに納得がいく。映画をメタ的に使ったオチで最高です




ただ、どんでん返し映画として有名やからオチを想像しながら観たせいで簡単に想像が付いてセルフネタバレになったからそこまで衝撃ではなかった
まぁこの映画は想像付いたとしても面白いから十分楽しめました

もういい加減どんでん返し映画を「どんでん返し!」とオススメするの辞めません❓どんでん返しって言うのも一種のネタバレやからな‼️