KnightsofOdessa

猿の惑星のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.0
[文明崩壊への恐怖] 80点

取り敢えずキューブリックと比較するのは可哀想だから止めとくにしても、普通に面白くて驚く。まぁ結局やってることとしては人間が猿にやってることを裏返しただけなんだが、技術革新への批判やら人間の本質を裏返して猿に着せたとか色々主題がありつつ冷戦下のアメリカで静かに文明崩壊への危機感が高まっていたんだろうというとがよく伝わってくる。ハリウッドが調子に乗ってフランチャイズして、そのまま50年以上調子に乗り続けていることを考えると複雑な気分になるが。

取り敢えずジーラとコーネリアスがそれぞれ、ハリウッドの星野みなみことキム・ハンターと私の大好きな『わが谷は緑なりき』で主演を務めたロディ・マクドウォールと知ってぶったまげている。
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