このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
課長さんが印象的でした。
①良かったところ
・課長さん
精神的に追い込まれた姿。
限界を迎えるシーン。
いっぱいいっぱいであることが伝わってきました。
・暴走する寅さん
「何とかしてあげたい」という気持ち自体は素晴らしかったです。
一方、柴又の人たちを振り回す様子には恐怖すら覚えました。
特においちゃんにお金を要求する場面。
とらやの人たちがかわいそうでした。
ここでの寅さんはかなり嫌な感じでしたが、家族のゴタゴタを描いたシーンとしては好きです。
・穏やかな生活へ
課長さん家族が幸せそうで良かったです。
安心できる着地点でした。
②そこまでハマりませんでした
本作は好きですが、そこまでハマらなかったです。
寅さんと奥様との進展を応援できなかったからです。
仮に寅さんが後釜になった場合、奥様の悲しみにつけこんでいるように感じたと思います。
終盤で身を引く寅さんを観ても、いつもほどの哀愁は感じなかったです。
③まとめ
乗れなかったところもありますが、好きな作品です。
観て良かったです🙇♂️