このレビューはネタバレを含みます
今回は岩下志麻姐さんの組の中での話ではなく、他の組の組長選に絡み、物語は進んでいくという、珍しいパターン。さらに、姐さんがチャカをぶっ放すシーンもない。
なんなら、姐さんの存在感も他シリーズより少なく感じるし、迫力も控えめな気がして、岩下志麻姐さんの魅力を存分に感じられない。
何より、娘役の工藤静香が出てくる度に、映画の世界から現実に戻してくれる。
今作もかたせ梨乃のサラコナー感は健在であり、石橋凌の足を洗うシーンにあぁこのシリーズこういう感じだったなぁと安堵しつつも、いまいち面白味のない展開と見せ場の無さに物足りなさをかんじる。
岩下志麻姐さんシリーズで一番残念ながらな作品であると感じでいる。