ででん

真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章のででんのレビュー・感想・評価

3.5
漫画『北斗の拳』の「聖帝十字陵編」を劇場アニメ化。
2006年公開。同名アニメのリブート作品。全五部作の一作目。
タイトルはラオウ伝ですが、後半はほぼ原作通りの「ケンシロウVSサウザー」で、ラオウは完全に蚊帳の外。ラオウの活躍を期待すると肩透かしかも。
「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」で有名なサウザーとケンシロウ(とシュウ)の激闘は、濃厚な作画も相まって、北斗の拳らしく熱く楽しめました。
主役2人の声優、阿部寛と宇梶剛士の芝居は頑張りが伝わってきて好感。ただ、私の世代は神谷明と内海賢二の声が脳に刷り込まれていて、どうしても比較してしまうんですよね…。
シリーズはあと四作あるので、観ているうちに声にも慣れるといいな。
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