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僕らはみんな生きているのピッコロのレビュー・感想・評価

僕らはみんな生きている(1992年製作の映画)
4.2
手のひらを太陽に

突然だけど、明日から海外出張に行く事になった。
行先は、東南アジアのタルキスタン!
初めて行く国なので、少しウキウキしてるけど、正直不安の方が大きい。
出張の目的は、橋の建設プロジェクト。
ライバル会社に負けないようにプレゼンしなきゃ!

明後日には帰る予定なので、それまでゴキゲンヨウ。







そんな出張先で、軍事クーデターが発生!!!
あたり一面、戦場に変わる。
逃げろや、逃げろ!

ということで、ジャングルをサバイバルする事になった"おじさんサラリーマン達"の血と汗と涙の戦場営業物語。

めちゃくちゃ、楽しい。
真田さんの映画で、BEST10。
いや、BEST5に入るぐらい好き。

ゲリラなんて、真田さん一人で倒せるんじゃないかと思うけど、今作の真田さんは"サラリーマン真田さん"なので戦闘能力がかなり低い。

ジャングルにスーツを着てサバイバルっていうのがシュールで面白い。
戦場にスーツ着たおじさん達が、何故かまぎれこんでアタフタするもんだから笑いがとまらない。
ちゃんと、営業マンの得意技を生かして危機を乗り切るのも最高だ。

ただ、戦争映画なんで、悲惨な場面はある。
目の前で起こってる悲惨な状況に何も出来ず、ただ見てる事しか出来ない"くやしさ"が凄く伝わる。

おじさん達、みんな良く頑張ったよ!

ぼくらは、みんな生きている。
生きているから、嬉しんだ。
ぼくらは、みんな生きている。
生きているから、悲しんだ。

生きているからこそ、この映画と出会えることが出来た!
平和に感謝しなくっちゃ。

そして、しっかり生きていかなくては!

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