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カジノのsのレビュー・感想・評価

カジノ(1995年製作の映画)
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実話を基にしたフィクション。
裏切り、裏切られの繰り返しで"昨日の友は今日の敵"を具現化したような映画だった。見るに耐えないシーンが多々あって怖すぎたから、手で隠して字幕だけを見て耐えた。それまで危なっかしい所はありつつも保たれていた均衡が、ちょっとずつちょっとずつ崩れていって最終的にはもうどう足掻いても修復不可能なくらいぐっちゃぐちゃになる様が3時間に描かれてたと思う。見てて飽きなかった。ロバート・デ・ニーロ演じる天才賭博師サムがギャングとも対等に渡り合えるほどの力の持ち主でありながら、愛に執着する様が唯一人間らしいなと思った。他はあまりにも未知の世界すぎて現実で起こったことを基にしているのに非現実的というか、ただただ圧倒された。
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