2023年380本目
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に向けて、マーティン・スコセッシ監督作を鑑賞
華やかなラスベガスのカジノの裏側を描いたマフィア映画
ロバート・デ・ニーロ×ジョー・ペシの名コンビが裏社会を生きる男たちを熱演
事実に基づく話であることが驚き
当初取材を拒否していた関係者が、ロバート・デ・ニーロが主演すると聞くやいなや、取材に協力的になったという裏話が面白い
物語は、主人公・エースがいかにしてカジノで成功を掴み、そしてなぜ破滅の道へと追いやられてしまったのかを抜群のリアリティをもって伝えてくる
金、権力、全てを手に入れたエースは、女運だけツイていなかったのが大きく人生を揺るがしてしまった
ニッキーをはじめとするマフィアによる暴行・殺害シーンの迫力が凄まじく、強烈な印象を植え付ける
欲望に駆られると人間はどこまでもいってしまうものなんだなあと痛感させられる作品だった
