テレビ局の若く美しいお天気お姉さんガブリエル。
番組で初老の作家シャルルと出会い恋に落ちる。
一方、資産家のポールにも言い寄られていた。
年齢も性格も全く違った男性との三角関係。
シャルルに相手にされなくなったガブリエルがポールに迫るシーンははなはだ情けない。
どんどん自分を見失っていく。
あんなにポールを嫌っていたのに。
かなり人としてヤバいポールの怖さを見抜けなくなってしまっている。
愛を失うと、優しくしてくれる男性に依存してしまうのか…。
ポールとの結婚後も病的に彼女を責める。
あー、嫌なやつ。
気持ち悪いわ。
そして、その母親もヤバい。
まぁ、結婚後もガブリエルはシャルルを心の中で愛し続けてたからなぁ。
結果、このバカ息子はとんでもないことをやらかす。
全体的にとても観やすい映画だった。
一人一人に個性があり、それをちゃんと観る側に伝わるように、飽きさせないようにまとまった作品だった。
クロード・シャブロル監督
サスペンス作品
