ゲイリー冨久津

JSAのゲイリー冨久津のレビュー・感想・評価

JSA(2000年製作の映画)
4.0
北朝鮮と韓国の軍事境界線上にある共同警備区域(Joint Security Area=JSA)で起きた射殺事件の意外な真相を描き、韓国で大ヒットを記録した社会派サスペンス。

韓国軍兵士スヒョクをイ・ビョンホン、北朝鮮兵士ギョンピルをソン・ガンホ、スイス軍将校ソフィーをイ・ヨンエがそれぞれ演じた。後に「オールド・ボーイ」などを手がけるパク・チャヌク監督の出世作。

勝手にアクション満載の映画と思っていたので、ちょっと拍子抜けしました。
女性捜査官のシーンも信憑性に欠ける。
でもラストの展開はさすがで真相が明らかになって、それぞれの思いや行動の意味が分かり、観る者にカタルシスを与えてくれる。
最後の写真といい、パクチャヌクさすがといった印象。

ソン・ガンホの存在感もさすがでした。
ゲイリー冨久津

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