青二歳

弥次喜多道中の青二歳のレビュー・感想・評価

弥次喜多道中(1956年製作の映画)
4.7
斎藤寅次郎ナンセンスコメディ!これは楽しい!!(=゚ω゚)日本人なら誰でも知ってる弥次喜多コンビにアイドル絶頂市川雷蔵と林成年!若かりし二人はお尻ぷりっと太もも白く旅装も粋だよ!
(腐女子文化があったなら間違いなくBL商法ど真ん中...染めに色違いの弥次喜多相合い傘)←本当にイケメンふたりが並ぶとキュートなんですよ。驚くよ。
太陽族だ"処刑の部屋"だ、"暴力の季節"だとまぁナンセンスさがたまらない。そして弥次喜多の狐ぶり(雷蔵の狐忠信なんて観たいねえ)、歌舞伎の見得を張った殺陣!見応え十分!いやぁこれは楽しい。小ネタもナンセンス尽くしですよ。ラジウム原石の放射線治療とかなんだよ!とか。

コメディの進化は時代に合わせて速いものなのでしょう、斎藤寅次郎数年前の作品と比してさらに洗練されています。キャストが若いというのもあるでしょうが素晴らしいですねえ。
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