けーな

シド・アンド・ナンシーのけーなのレビュー・感想・評価

シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)
3.2
実在したイギリスのパンク・グループ、セックスピストルズのシド・ビシャスと恋人ナンシーの破滅的な恋を描いた実話を元にしたストーリー。

ゲイリー・オールドマン、27歳。若かったな。役作りもあるだろうけど、痩せてて、病的に白い。途中から、シド・ビシャスにしか見えなくなった。こんなに薬中毒になってた人が、後に英国首相のチャーチルになるなんてね(役の上で)。

シド・ビシャスは、亡くなった時に21歳だったとは。今作で、ナンシーは、あんまり好きじゃない雰囲気だったから、何故、ナンシーに惹かれたのかなと思った。シドは、ダメダメな人だったけど、他の女に手を出さず、一途だったところには、ある意味、好感持てた。っていうか、薬漬けでフラフラになってて、他の女がどうとか、考えることさえできなくなっていたのかも。

やっぱり、薬物中毒は、怖い。この映画の感想は、とにかく、それ。 
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