これは超絶。5時間超えの長尺がまるで苦にならなかった。人間の美醜入り乱れる壮大なホームドラマに始まり、通過儀礼的な死、極悪主教との対決、恐怖の折檻描写、次々と現れる幽霊たち、磔刑と死神の幻想、呼吸す…
>>続きを読む311分。長かったが、ベルイマンの集大成的作品ということもあって、豪華絢爛さと、その中にあるベルイマン的思想を存分に堪能できた。
個人的にはモノクロのベルイマンの方が画が美しくて好きだなと思いつつ…
後期のイングマールベルイマン監督作
ベルイマンの人間性が1番感じられる映画
牧師だった父親から家族が受けた虐待のトラウマがあるからこそ、自身が理想とする要素を詰め込んだ実父オスカル、反対に牧師の父親…
このレビューはネタバレを含みます
夫が死に泣き叫ぶ妻は子供たちに見られないように夜中に泣いても敏感に感じ取った子供はその姿を見て初めて泣く
夜なのに明るい部屋、ハムレットを演じる子供
静かに現れる亡霊、一族の結びつき、豪華な食事のク…
多分、今まで観た映画の中でも311分は最も長い。
この独特な空気感と時間の流れに、途中からずっと観てられる状態になった。
子供の時の空想とか死の恐怖とか念じることで何とかなるじゃないかみたいな妄…
これ最初の死神こわすぎないか。大写しになったシャンデリアがスクリーンを埋め尽くしてシャン...と揺れてるときただごとではない空気が劇場を支配していた。正直前半のパーティが良すぎてそこだけで充分な感じ…
>>続きを読む尺(5時間11分、DVD2枚組)でずっと敬遠していた自分を叱りたい。
はぁ〜観て満足、夢中で至福の時間を過ごせました🌟
この作品はイングマール・ベルイマンが9歳で見た幻燈に魅せられて映画への興味に…