このレビューはネタバレを含みます
冗長。とにかくいろんなシーンが長くて流し見していた。そうでなくてもいい5時間ある映画なんてやってられないのに。
ほとんど影響がなさそうな幼少期のお話なんぞカットして良いのでは? 父が亡くなってようやく物語が動きだすが、今度は胸糞展開。高圧的な神父が神の名を語って全てをコントロールしようとするところからようやく感情が動かされてきたけど、唐突にぶった斬るじゃんか。
後半からはどうやってあのクソ神父に復讐するのかを期待していたが、なんともよくわからない騙し方。あの子たちの身代わりは結局なんだったの?
そこからはさらによくわからない精神世界で思春期の成長を見せたいのかなんなのか。
最後にやっと焼け死んでハッピーエンド。長いわー 物語的に別に進んでないし、なんだかよくわからないシーンが多かった。
最後の最後に亡霊が出てくるところに少し肝心したけれど、そのあたりになるともうあれだよね、マラソンでようやくゴールが見えてきた開放感、やっと、、、終わる、、の安堵感の方が強くて正直それどころではなかった。
演劇みたいな優しいゆっくりした言い回しで聴き心地は悪くなかった。朗読されているようだったけれど、長すぎ。美術、芸術はまあ、いいテイストなんじゃない? 特筆するほどでもないけど。
冗長的ななんてもないシーン、
よくわからないシーン、
精神世界で意味解らないシーン
神父が抑圧してくる鬱シーン、
よく鑑賞したと自分を褒めてやりたくなる。楽しいところは特になかった。