面白い。ファニーとアレクサンデルとあるけど大体アレクサンデル視点から見たお話。途中途中休憩してみたらあっという間だった。
主人公は想像力と霊感的なやつを持っていて初っ端死のイメージを見る(第七の封印…
とても良かった。ストーリーとしては最初は普通のメンヘラ大家族の日常物語なのだが、休憩挟んだ後半からだんだん話がファンタジーになってきて流れ変わったな…と思った。
主題として生と死、幻想と現実みたいな…
ファニーとアレクサンデルってタイトルだけど、あんまりファニーは出番がないね。セリフもほぼなし。
司教様がシンプルDV夫なの嫌すぎる。社会的な地位があって信用されている人が家庭内では横暴なのは現代…
葬式前の母の叫びはアリアスターを連想したw
体罰を受けた経験から、体罰を通じてしか教義を伝えられない神父は、ベルイマンの父を重ねているのか。
などなどいつも通りキリスト教コンプレックス?はさておき…
夫が死に泣き叫ぶ妻は子供たちに見られないように夜中に泣いても敏感に感じ取った子供はその姿を見て初めて泣く
夜なのに明るい部屋、ハムレットを演じる子供
静かに現れる亡霊、一族の結びつき、豪華な食事のク…
監督の父親への皮肉や影響を元にして落ちた結論なのは理解出来るけれど、問題もありつつ暖かで楽しい小さな世界に落ち着くのを良しとするのも束縛に感じるから、会食のところで終わらなくてよかった。
同時進行の…
5時間という長尺かつ物語の密度がとても高かったです!!
あまりまとまりがない感想になってしまいましたが印象に残った点を記録しておこうと思います!
まずはそのビジュアルや映像の流れ方がとても魅力的…
寝なかった自分に感心した。映画館で周囲の皆さんが飲んでいた珈琲の香りのお陰だろうか。
仮面(ペルソナ)は多い方がいいと心理学の教授に教わったのを思い出した。
そういえば仮面/ペルソナの監督だった。…
俗世に嫌気が差して、聖職者のもとに嫁に行ったら子供が虐待された話。ベルイマンでは、演劇というは俗世のモチーフなのか。コミカルにつくられており、何が起こるかわからないことに対して怒るよりは、笑う方がい…
>>続きを読むイサクのお話を聞きながらアレクサンデルが見る白昼夢がとても好き。
「時間にも空間にも縛られず、想像の力は色あせた現実から美しい模様の布を紡ぎ出すのだ」
ラスト、エミリーがヘレナに出演を頼むストリ…