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ユージュアル・サスペクツのkissenger800のレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
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ちょっと奥さん25年ぶり2回目ですよ、これ見たの。いちばん自分で驚いたのは、劇伴をほぼ覚えていたところでしたね。

ちなみになぜ25年ぶりに見ることになったかというと、ベニチオ・デル・トロ誕生日おめ。ってRotten Tomatoesのツイートで若き日の彼の姿を目にした数日後、オーストラリアの新種牡馬ニュースでコバヤシって名前のサラブレッドが挙げられていて、どこの小林やねんオーナーの名前かい。
って検索したら、2017年、現役馬だった当時のコバヤシ(I Am Invincible x Woodstock Hussey by Hussonet)を紹介する現地の競馬専門誌に「誰もが映画『ユージュアル・サスペクツ』を思い出すだろうがそうではなく」って馬名の由来が書かれていて、嘘そんなに連想するひと居る? ってひとりでウケまして、ああ、デル・トロのあの何言ってんのかわからないセリフ回しと、ピート・ポスルスウェイトの頬骨が猛烈に懐かしい。って経緯です(えーと、この段落ぜんぶ要らなくない?)

しかしデル・トロといいポスルスウェイトといい、発声なり声調なりでここまでアグレッシブに攻める俳優、最近居なくないですか。シリアスな場面がコメディになってしまってもおかしくない、スレスレの線ではあるので、役者の力量あってのものですけどね。

あと、故ロジャー・イーバートの酷評を実は今回はじめて読んだのですが、まあわかる気もする(そのシナリオなら辻褄が合わないのでは、と気にし出したら渋い顔にはなりましょう)けれども、俺はやっぱり初見のときのヤラレタ感の心地よさの思い出が強くて、嫌いにはなれないかなー。
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