どんでん返しがスゴイ！というタイプの映画ではないんじゃないのかな。もし映画脚本の教科書があったら、サスペンス映画部門の最初の方に基本の作品として載ってるかもしれない。ところどころ背景や被写体の映し方とか、よく見るお手本のような映画だった。突出したところはないけど観れないような点もない。普通の映画。
ああそうか、結末を分かってから観るとむしろ面白いんだな。色んなことの意味がわかるし映像もむむむこれはって思えるし、信頼できない語り手問題に入り込める。
マクマナスの腕のタトューは漢字？フェンスターの最初の髪型と服装ってやくざ？あとコバヤシ。うっすら日本に興味あったのかな。
もしかして何度か見直したら新たにささやかな魅力が発見できるスルメタイプの映画かもしれない。
彼が最近出てる映画何本か観てるのにケヴィンスペイシーに全く気がつかなかった。セブンのジョンドゥも気づかなかった。サイコな役所やってたんだな。後年のケヴィンスペイシーはとっても好きだ。もう映画出られんのかな。
