さく

ユージュアル・サスペクツのさくのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
2.5
本作はまだ映画とか興味を持ち始めたばかりの学生の頃見て「名作とか言われているけれど微妙」という感想を持っていました。当時は「それもこれも私の映画リテラシーが低すぎるからだ…」と思っておりました。その後、数回見るたびにに「まだまだ私の映画リテラシーが…」と思い、久しぶりの再鑑賞です。

私もニワカ映画ファンながら、ようやくそれなりに新旧名作を見てきたという自負もある(すぐ内容忘れますが)中の再鑑賞ですよ。

やっぱり、あんまり面白くない…。下手に腐すと「名作を叩くことでドヤ顔しているニワカ」と思われそうですが、何回見ても私には微妙な作品です。

「脚本の妙」というのは確かにあると思いますけれど、「大どんでん返し」というのはちょっと違うと思うし、他に見所があるかと言うと「?」な感じですし。「大どんでん返し」ってのは『シベリア超特急』のようなのを言うんだよ! それはさておき、『スティング』を初めて見たときは、アホ学生だった私でも「これはすげえ」と思ったもんですが、本作はそこまでのもんか? と。ミステリ系と広くくくっても、ビリー・ワイルダーの『情婦』の方が初見のインパクトありましたよ(また内容忘れたので見直したい)。

学生時分は監督が誰か? なんて全く気にしておりませんでしたが、ブライアン・シンガーなんですね。正直、ブライアン・シンガーは私の中で微妙な監督の一人です…
さく

さく