sugita

叫のsugitaのレビュー・感想・評価

(2006年製作の映画)
3.0
赤い服の女が一反木綿みたいにひゅるるる〜と飛んで行ったとき、正気か⁉︎と思った。
中途半端に成長して酷い有様になった東京の埋立地やかつてそこにあった精神弱者を収容する施設の存在から、何かを風刺しているような気もする。
赤い服の女が「みんな見ていたくせに見て見ぬふりして気づかれないまま朽ちていった」という風なことを言っていて、社会的弱者である精神病患者が海に近い粗末な土地の施設に押し込まれていた過去があって、そんな過去を顧みず後から金のある輩が好き勝手に中途半端な開発を企てていることへの憤りとか…
まだまだ理解するにはほど遠い。
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