マツモトタクシー

叫のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

(2006年製作の映画)
4.0
黒沢清 脚本、監督作品


東京湾岸の埋め立て地帯で、3件の殺人事件が相次いで発生する。。

刑事の吉岡登(役所広司)は、捜査を進めていくうち、自分の指紋やボタンなどが現場に残されていることに気づく。。

同僚の宮地徹(伊原剛志)からも疑いの目を向けられる中、自分が犯人なのではないかと考え混乱していく。。








以下ネタバレ


推理サスペンスと幽霊の融合👻
赤い服の女、葉月里緒菜さんが一切瞬きせずに怖い((( ;゚Д゚)))
昼間に出てくるのに怖いし空を飛ぶから怖い。。😅

「降霊」「CURE」等、黒沢監督の名作には役所広司さんの主演が多いことに気付く。。この作品もそうだった☺️

若い頃に見た記憶で当時は全く理解出来なかったけど今回は何とか😀
ばっと出てきて驚かすだけじゃないからボーっと見てると展開に付いていけないのでかなり集中して鑑賞😅

ビルからの飛び降りや吉岡の部屋の細部への拘りや様々なライティング、独特なカット割り、泥だらけの水溜まり、変な配管が多い警察署内など取っ付きにくいがクセになる黒沢節を堪能☺️

一瞬写ったカットが後に大事な伏線だった事に気付く。。
こんな理由で取り付かれたら嫌だなぁ。。👻