Rio

叫のRioのレビュー・感想・評価

(2006年製作の映画)
3.8
黒沢清✕役所広司
安定のコンビ

「叫」
超難解だった!

冒頭から、女性が水溜りに顔を押し付けられ殺害されるというショッキングなシーン

なんとも言えない不気味さ、得体のしれない恐怖に引き込まれる

次々と起こる殺人
殺害方法に一貫性がある
犯人たちに面識はない

これは「CURE」的な感じかな?
って思わせて全然違う!!

事件を追う刑事吉岡(役所広司)が幽霊につきまとわれ、断片的な自分の記憶を思い出していく

葉月里緒奈さんが演じる赤ワンピ美人幽霊
ハッキリクッキリ登場する
淡々と話す
眼力すごい
叫びは「キャー」じゃなくてクジラの鳴き声のよう(声量でかくて慌てて音量下げたw)
てくてく歩いてドアを開けて帰っていく
突然の一反木綿赤ver化
どうやら握力も強いらしいw

「私は死んだ。だから、みんなも死んでください」

なんでー???

「あなただけは許します」

なんでー???

殺された、あの人も、あの人も、
ほんとにクズ過ぎる胸糞発言さらっとしてて怖かったな

作るでも壊すでもない埋立地
地震
液状化
海水

若いオダギリジョーさんが心理カウンセラー役で、どう見ても年上の吉岡にタメ口カウンセリングするのなんか鼻につくからやめてと思ったw

伊原さん、、、
なんでー!!!

ラストはほぼ「回路」
もう恨みとかいう個人的なもんじゃない

どんより曇り空
異世界に行くような車中の写し方
長回し
The黒沢清ワールド

たくさんの疑問が残り、考察を楽しめる作品
Rio

Rio