黒沢清脚本・監督のホラー映画。
と言っても意外と恐くはない。
ミステリー色が強いことと、あまりにも意表をつかれる幽霊の描写が独特。
『回路』なんかでもそうやったけど「何で?」っていう得体の知れなさが…
このレビューはネタバレを含みます
2006年日本。「私は死んだ。だからみんなも死んでください」のリフレイン。『女優霊』以降のJホラーにおける理不尽な女の幽霊の動機を突き詰めれば、こういうことになるのだろう。
[鑑賞メーターから転載…
黒沢さんは本当のところ忘れていくことについてどう思っているのだろう。なかったことにはできないぞ、幽霊は必ずあなたを殺しにくる、と思っているのだろうか。さすがにそこまでは思っていないだろうから、もしあ…
>>続きを読む最初から殺人シーンがあります。自分の殺人を忘れて、普通の日常を送っている犯人がどうなっていくのかが凄く気になります。そして度々起こる地震が不気味。変わりゆく都市で失われていくものを表現したかったのか…
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