キューバ危機によって世界の終末への恐怖が高まる時期を舞台に、映画館を中心に繰り広げられる群像劇。
…とは言っても、核戦争寸前の凄い緊張感の中進んでいく映画という訳ではなく、基本的にはのほほんとした…
映画からはち切れんばかりにあふれでるB級映画への愛と映画ファンあるあるをしっかり抑えた演出がひたすら心地よい傑作。劇中で公開される架空の映画『MANT!』が本当にこの時代に作られていそうな雰囲気を持…
>>続きを読むキューバ危機の現実に直面し、恐怖に怯えながらも、みんなで楽しくB級ホラー映画を鑑賞する。「ザ・フライ」ではなく蟻人間。恐怖が別の形で交互に映し出されながらも終始ハッピーなムードを纏っていて楽しい。そ…
>>続きを読むキューバ危機の真っ只中、アメリカ南部の映画館が舞台。
この時代まだモノクロの劇中ホラー映画は「蟻人間」で、ANT+MAN=アントマンではなくMANT(マント)。MCUを予言している。
また、そのMA…
ギミック映画の鬼才・ウィリアムキャッスルっていう人物の元ネタがあったんすねこれ。
映画への愛、失われてしまった劇場文化へのリスペクト、戦争や規制によって失われる子供たちの自由、初々しいティーンエイジ…
映画愛を表明する監督はあちこちにいるが、ジョー・ダンテの場合は“映画館愛”も溢れる作家だった。冒頭、胡散臭いヒッチコックもどき(というかウィリアム・キャッスルそのまま)を登場させて、ギミック映画の世…
>>続きを読むおっさんが耳を触って気を取られた客のポップコーン盗み食いするの面白すぎる。時代を先取りした4dx?わかりやすいキャラクターがいないからこそ、今作はジョー・ダンテの気持ち悪さがじわーっと滲み出ている。…
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