〖1960年代映画:サスペンス:新東宝:奇想活劇傑作選〗
1960年製作で、父親殺害の罪を着せられて死刑囚になった娘が、脱獄して真犯人を探すサスペンス⁉️
サスペンスって感じより、もう少しずっしりし…
四夜連続中川信夫。
本作はホラーテイスト無しの現代劇。
父親殺しの無実の罪で死刑判決を受けた女が森岡刑務所から脱走を試みるが‥
荒唐無稽でありながら、得意の俯瞰ショットや陰鬱なギターの調べなどを…
【食い尽くしならぬ抱き尽くしの果て】
こんなアッサリ一発死刑になる時代!?
タイトルに脱獄とはあるものの、こんな静かな脱獄があるのか…と全くヒヤヒヤしなかった笑
面白くなるのはその後。なんてったっ…
このレビューはネタバレを含みます
冤罪どころではないカフカの審判のようにジェットコースターな導入。同年の地獄のデフォルメされた不条理がここにも感じられる。なんといっても使用人のサクオトコが黒革手袋の完全に殺し屋ファッション。笑。これ…
>>続きを読む短い時間内で発端から殺人、捜査、裁判、刑務所内の人間関係、脱獄、東京への逃避行、解決まで。深掘りせずあっさり流してるともいえるかもしれないけどうまくまとめたという印象。
演技は少しきつかったし突っ…