ソラアユム

コララインとボタンの魔女のソラアユムのレビュー・感想・評価

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)
3.7
題名:コララインとボタンの魔女
鑑賞日時:2024年4月14日
鑑賞方式:NETFLIX
評価:3.7(MAX5.0)

『ボタンのような目でガッチリハートをキャッチ!』


□2024年65本目

□引っ越してきた新しい家で秘密の扉を見つけた少女が摩訶不思議な世界を体験する様を描くスタジオライカのストップモーションアニメーション

史上トップクラスのキモカワ…

ストップモーションアニメの特徴と良さが際立つ作品だった。製作されたのが10年以上前とは思えないほど、画面の質感は綺麗だし、ボタンの魔女が作り出す摩訶不思議な世界の生理的嫌悪感に脳がやられる。

ストーリーは子供向け…というか、ピクサーのような巧い作劇には到底及ばない。なんなら、ある動物をボタンの魔女にぶつけてヒロインが危機を切り抜け、逃走するという前代未聞の解決手段を披露したりもする笑

ヒロインの顔が歪んでいたり、ワーカホリックの父は首が折れ曲がり病人のような風貌だし、猫は汚らしく毛並にツヤはない。デフォルメの調整が絶妙で、こんなに顔をしかめながら見た作品は久しぶりだった。お父さんのグロ飯は何をどうしたらそうなるのか気になった。


以上