やっと観た、砂の器。
名作は世代を超えるけど、この時代、このキャストだからこその"砂の器“、という感じ。たとえば今リメイクとかやっても当たり前だがここまでの重厚感とは程遠い。
加藤嘉の慟哭、愛だった…
小説が苦手でも映画なら
未成年で初めて観た時は本作の「重さ」がよく判らなかったが、偏見や差別、犯罪や戦争が無くならないこの世界を見るにつけ、本作の普遍的価値の高さが判る。
こういう作品は、いつでも…
(2回目)
96年に法律がなくなった時、患者、元患者の平均年齢はとても高かった。元々、患者、元患者から法律への反対運動があったが、耳を傾けなかった政府。放ってしまえば平均年齢が上がり続けるのは自明…
日本で、慟哭を心で感じさせられる希少な映画。心の叫びをあえて音声に出さず、無音で表現することでより感情を受け止める事が出来ている。もちろん演技力の高さが必要なのは言うまでもないが、今観賞しても感動さ…
>>続きを読む文芸的雰囲気と大衆感のバランスが良い。
二時間超える映画を映画館で観るのは苦手だし、五十年前の映画なのに大画面で観たいと思う。
でも、「そこは映画だから、大目にみよう」が口癖の私ですら、いくらなん…
胸の奥に残ったのは “罪” という言葉よりも、抗えない “宿命” の重さだった。
和賀英良という人物を見つめているはずが、彼が背負ってきた長い旅路そのものに心を奪われていた。
現在の事件、理恵子の…
橋本プロダクション