タイトルは"宿命"
全国飛び回って、古き良き昔ながらの足を使う捜査の有用性を示している。丹波哲郎の真直さ。警察側・追手と犯人の静と動で繰り広げられるサスペンスに、時を超える親子の宿命のドラマが胸を…
見終わってハッピーな気持ちになったり、明るい気持ちになったり、、
この作品は、そういう作品では決してないのだけれど、観終わったあとの私が感じたあの気持ちを、どうか感じてほしい、、
感想は?と言われ…
映画はいかに脚本が大事か、という事を感じさせるヒューマンミステリードラマ。
正直、小説はそこまで面白くなく、いくら松本清張と言えどこれを映画化によく踏み切ったものだな、と原作を読んで思いました。松本…
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前半の養子のくだり、後半で解説してくれるけど頭がついていかず少し置いてけぼりになった
調査報告会で丹波哲郎が泣くのはちょっと蛇足かなと思った
暑苦しさが説教臭く感じて、同じ松本清張・野村芳太郎コン…
僅かな手掛かりをもとに真相に近づいていく展開と、あるものに翻弄される数奇な人生を描いた濃密なサスペンス。
”カメダ”の言葉から少しずつ捜査を続けていく姿が、この犯行の真相が徐々に明かされてるのが特徴…
このレビューはネタバレを含みます
松本清張が1960年から1961年にかけて読売新聞で連載していた同名小説が原作だが、野村芳太郎と橋本忍は映画化するにあたって推理サスペンスの醍醐味を潔いまでに切り捨てている。
捜査過程で手がかりを発…
観返す度にこの映画のすごさに感動する。捜査が空振りに終り東京への帰りに寄った東北の海での「なんか濃い感じがしますね」や帰りのビュッフェ車での宿命の出会い、映画館での発見、国立国語研究所訪問、放浪中の…
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1971年6月24日 早朝。
国鉄 蒲田操車場構内で扼殺死体が発見される。
被害者男性の身元は不明、推定年齢50~60歳。
亡くなる前に被害者が発していた東北弁の"カメダ"。
中央線 塩山附近で窓…
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