午前十時の映画祭にて。
「善人」というのは、その人含む多数派が同化できている現状の世界に隷属するに留まらず自警団の親分気取りでいらぬ世話を焼いてまわる道徳的暴力装置に他ならない。というと言い過ぎだ…
「祈りの幕が下りる時」のモチーフに親子の情といったものがありました。ふと、以前見た本作「砂の器」に底通したものがあると思い出して再見しました。
昭和を背景とした映像は改めて懐かしく、多くが世を去って…
じりじりと真相に迫っていく刑事の執念と地道な操作に引き込まれた。
終盤のピアノシーンは回想と合わさって、過去に思いを馳せ懐かしみながらも、自分が取った選択が間違ってなかったのだと強く自分に刻み込ませ…
あらすじは何となく知っていだけど
和賀英良の父親がどうしてこどもを連れて流浪の旅をしていたのかを知る
本浦千代吉(父親)は
らい(ハンセン病)罹患者だった
納得
感染する病気と思われていたから
療…
名作は名作たる所以があるな。
ひとつの事件の真相に迫るうちに謎が増えていく感じがうまいなあ。松本清張。
緒方拳やら、森田健作やら、私の好きな昭和顔が出てきてくれてありがたい。
クライマックスの…
過去鑑賞記録
天才作曲家・和賀英良(加藤剛)が背負ってきた悲しい苦しい過去
表舞台では輝かしい成功を手にしていますが、その裏では決して消せない父との過酷過ぎる放浪生活。
刑事(丹波哲郎)が、真…
今回再見に及び、あらためて再発見がありましたので、以下2点から書きとめておきます。
ひとつは「疾風怒濤の感動巨編」として。ひとつは「超一流の本格推理巨編」として。
1.疾風怒濤の感動巨編
この映…
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