りり

砂の器のりりのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
3.6
松本清張のミステリー小説の映画化。1974年公開。映像が素晴らしい。美しいのはもちろん、いまはなき昭和の生活や風景が映されていて映像資料的視点からも楽しく見れた。クライマックスの親子の放浪の場面は見ていてつらいんだけど、四季の日本の里山の風景が輝くばかりに美しく撮られていて見入ってしまう。一度見たら忘れられないシーンとなった。
犯人はひどいやつだなと思うけど、犯人の生い立ちには同情してしまった。
りり

りり